マッサージを仕事にする覚悟

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私は、祖父母の介護が必要だった時期に自分自身が知識も技術も持っていなくて、なにも出来ない日々が続いていて、それをどうにかしたい、と思ったことがきっかけで、福祉の道に進みました。
今は、専門学校を卒業して、とある事業所でホームヘルパーとして介護の仕事をしています。
専門学校時代に実習でお世話になった事業所の方が、厳しく温かい言葉をくださったのが今でも忘れられません。
その方が言うには、
「介護の仕事は『誰かの役に立ちたい』っていう意識をどこかで持った人が入植してくることが多い。そして、誰かに介護の仕事に就いた理由を聞かれて、そんな風に答えると誰も反対をしない。『優しい想い』とかをかざされると、聞いた方も反対をしにくくなる。現場を経験するまで逆風を受けずに来る人がとても多い。でも現場は給料は安いし、キツイ。それで離職する人が多い。あなたにはその覚悟がありますか?無いのなら、早いうちに他の道を探した方が良い。覚悟があるのなら頑張りなさい」
というものでした。
確かに、私自身も「誰かの役に立ちたい」という動機を語って反対をされたことはありませんし、あってもささやかなものでした。
それに対して、料理系の道を目指す、と言った友人は進路選択のギリギリまで親と揉めている、という話を聞いたこともあります。
その友人はその逆境をはねのけて、タフに働いています。
私は、親しい人がそのように反対をしてこなかったので、実習先の方が仰ってくれた言葉で、初めて真剣に仕事を選ぶことについて考えた気がします。
そして、それでもホームヘルパーとして、いろいろな方の生活のサポートをしたいと思えました。
今、あの時の実習先の人の言葉を胸に、一種の覚悟を持って仕事に臨めています。
そして、ものすごい充実した仕事が出来ていることをやはり誇りに思っています。